棚倉孫神社のご朱印
ご朱印

京都の神社・仏閣
棚倉孫(たなくらひこ)神社
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住所/〒610-0331 京田辺市田辺棚倉49
TEL/0774−62−2460
アクセス
★電車/近鉄京都線「新田辺」駅から徒歩約20分
      JR学研都市線「京田辺」駅から徒歩約12分
★車/第二京阪道「京田辺松井」ICまたは「枚方東」ICより約12分
駐車場/約5台(無料)
拝観料/無料  境内自由

鳥居
鳥居
拝殿
拝殿

ご祭神は天香古山命(あめのかごやまのみこと)、別名 高倉下命(たかくらじのみこと)手栗彦命(たなくりひこのみこと)ともいい、手栗彦(たなくりひこ)棚倉孫(たなくらひこ)に転じたともいわれる。
623年(推古天皇31年)9月に相楽郡の棚倉ノ庄より高倉下命(たかくらじのみこと)を勧請するとある。『日本三代実録』の859年(貞観元年)正月従五位上に叙された諸神に棚倉孫(たなくらひこ)神が記されている。当社は『延喜式神名帳』に登載されていた式内社であり、旧社格は郷社として列格される。()

社号碑
社号碑
拝殿神額
拝殿神額
鳥居・拝殿
鳥居・拝殿

現在の本殿(京都府登録文化財)は桃山時代の再建で、一間社流造、屋根は檜皮葺である。
1702年には淀藩主石川憲之から石鳥居、石段、石橋の奉納があり、毎年御供料の寄進を得た。
絵馬殿には円山派の西村楠亭(なんてい)、長沢盧鳳(ろほう)、岸派の岸岱(がんたい)、淡路出身の白川芝山(しざん)など江戸時代の奉納絵馬が掲げられている。()

瑞饋神輿
瑞饋神輿
社務所
社務所

(左上)瑞饋(ずいき)神輿(みこし)(京田辺市指定文化財) 秋に収穫される26種類ほどの野菜や穀類で飾られる神輿(みこし)で、屋根は瑞饋(ずいき)(サトイモの葉柄)で葺かれる。明治時代の中頃から造られるようになった。1929年(昭和4年)で中断していたが、1975年(昭和50年)に一部の模型を製作、1978年(昭和53年)に瑞饋(ずいき)神輿(みこし)保存会が結成され、以後は隔年で製作、10月の体育の日に田辺区域内を巡行する。
(右上)松寿院跡 天満神社を祀る式内棚倉孫(たなくらひこ)神社の神宮寺として建立し、真言宗智積院の管下にあった。淀城主の鳥居寄進についての古文書に宛名が社僧松寿院と記録されていることより、当時は天満宮を松寿院が管理していたことがわかる。
明治初期の神仏分離で本院は廃寺となったが、1858から1871年(明治4年)まで寺子屋として子供の教育の場に使用され、1872年(明治5年)の学制発布により田辺小学校開設準備が始まり、その間、本院が田辺小学校の仮校舎として使用され、1873年(明治6年)5月に田辺小学校校舎が新築完成と同時に本院は棚倉孫(たなくらひこ)神社の社務所となった。()