住所/〒610-0322 京田辺市普賢寺下大門13 TEL/0774−62−0668 アクセス★電車/JR学研都市線・近鉄京都線「三山木」駅から徒歩約25分 ★車/京奈和自動車道「精華下狛」ICまたは「田辺西」ICより約10分 駐車場/約20台(無料) 拝観料/400円拝観時間/9:00〜17:00
真言宗智山派。大御堂(おおみどう)または普賢寺(ふげんじ)とも呼ばれる。寺伝によると、天武天皇の勅願で義淵僧正が親山寺(筒城(つつき)寺)を建立したのが始まり。()
その後、奈良時代744年に聖武天皇の勅願により、良弁僧正が再び造営し、伽藍を増築、親山寺を取り込み、息長(そくちょう)山普賢教法寺と号し、良弁の高弟実忠和尚を第一世とした。またその時に大御堂本尊として丈六観世音を安置したという。この観世音が十一面観音立像(国宝)であると伝えられる。 この像は、等身大の木心乾漆造であり、少年のような初々しい顔だち、引き締まった肉付きの良い体躯など、天平彫刻特有の緊張感がある。奈良聖林寺の十一面観音(国宝)とよく比較されるが、ともに奈良時代に造られたものである。()
(上)地祇(ちぎ)神社 延喜式内社。ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、大山祇命(おおやまづみのみこと)、活気長足比売命(おきながたらしひめのみこと)。 明治の初め頃は地主神社と呼ばれていた。1711年の「山州名跡志」には大御堂(おおみどう)(現在の観音寺)の鎮守として、権現大明神と地主権現の二社がみられる。()