住所/〒615-8296 京都市西京区松室山添町15 TEL/075−394−6263 アクセス ★電車/JR「京都」駅から市バス、京都バス「松尾大社前」下車 徒歩約10分 あるいは、阪急嵐山線「松尾」駅下車 徒歩約10分 ★車/名神「京都南」ICより約40分 駐車場/無料(数台)拝観料/無料 境内自由
月読尊(つきよみのみこと)を主祭神とし、高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)を相殿に祀る。延喜式では名神大社の一つに数えられる神社で、元は壱岐氏により壱岐島で海上の神として奉斎されたものである。現在は松尾大社の摂社。856年、水害の危険を避けるために、現在地の松尾山麓に遷座された。()
日本書紀によれば、487年阿閉臣事代(あべのおみことしろ)が朝鮮半島に遣わされる際に、壱岐で月読尊(つきよみのみこと)の神託があったので、これを天皇に奏上し山城国葛野郡歌荒樔田(うたあらすだ)の地に神領を賜って壱岐の月読神社の神を勧請し、壱岐県主の先祖押見宿禰(おしみのすくね)に祀らせたのに始まる。()
境内は江戸時代に建てられた本殿、拝殿を中心に、御舟社、聖徳太子社などから構成されている。また、神功皇后ゆかりの安産信仰発祥の石「月延石(つきのべいし)」を奉祀することから、今日まで広く「安産守護のお社」として崇拝されている。()