![]() 洛陽六阿弥陀霊場 |
安養寺 |
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住所/〒604-8046 京都市中京区新京極蛸薬師下東側511 |
![]() 山門と新京極通 |
浄土宗西山禅林寺派。本尊は阿弥陀如来立像。洛陽六阿弥陀霊場第5番札所。 |
![]() 山門 |
![]() 不動尊・地蔵尊・弁財天 |
寺伝によれば、平安時代後期、旅の老僧がひと晩の宿を請うて安養寺を訪れた。老僧は「仏を作る」と言い、安養尼が木を渡すと、老僧は部屋に引きこもった。翌朝には既に老僧の姿はなく、光明を放つ阿弥陀如来像が出来上がっていた。安養尼は感謝し、仏師に蓮華の台座を作らせたが、仏像を置くたびに台座にひびが入る。そこで安養尼は春日権現に祈ると、あの老僧が現れ、「この仏は女人往生の証拠仏です。八葉の『さかれんげ』を台座にしなさい」。早速、さかれんげの台座を作り、仏像を安置することができたという。これは女人は業が深く、心の蓮華はさかさまとなっていて極楽往生できないので、これを救済するため、わざと蓮華を逆さにしたのだといわれる。この本尊にまつわる伝説によって、昔から特に女性の信仰が深い。 |
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