高野山真言宗の別格本山。山号は船越山。
新西国霊場第３３番、播磨西国三十三箇所第１１番、宍粟新四国八十八ヶ所第１番。

７２８年（神亀５年）２月聖武天皇の勅願寺として行基によって開創したと伝えられている。
「播磨鑑」には、行基が瑠璃寺の地に赴く発端となった「神亀五年乾ノ方に夜々瑞光有、聖人・村老・行客・漁父あやしみをなさすといふことなし」という奇端を記している。
本堂は千手観音、奥の院は薬師如来がそれぞれ祀られている。