下宮 住所/〒811-2411 福岡県糟屋郡篠栗町若杉1047 アクセス ★電車/JR篠栗線「篠栗」駅から徒歩約30分 ★車/九州自動車道「福岡」ICから約10分拝観料/無料
上宮 住所/〒811-2411 福岡県糟屋郡篠栗町若杉 アクセス ★電車/JR篠栗線「篠栗」駅から徒歩約2時間30分 ★車/九州自動車道「福岡」ICから 若杉奥之院巡拝堂まで約30分 そこから徒歩約20分 駐車場/約50台(若杉奥之院巡拝堂)拝観料/無料
若杉山(681m)頂上付近に上宮、麓に下宮がある。主祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)(伊邪那岐命)。左相殿に天照大御神(あまてらすおおみかみ)、右相殿に八幡大神(応神天皇)を祀り、左殿に志賀大神(綿津見大神(わたつみのおおかみ))・住吉大神、右殿に聖母大神(神功皇后)・宝満大神(玉依姫命(たまよりひめのみこと))を祀る。()
縁起は、神託で高山に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が社に祀られた。神功皇后の朝鮮出兵に当山の杉の枝を御守にして無事帰朝し、杉を香椎宮の脇に植えた故事に因み分杉山と呼ばれた(後に訛って若杉山となった)。神功皇后は社を改造し異国降伏と鎮護国家を願い、中座に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を祀り太祖とした。六神を合わせ祀り七社明神ともいった。その後、老幼の輩のために戌亥の麓に下宮を建て七神が勧請され日夜の参拝は下宮で勤められた。()
太祖神楽 毎年、4月と10月に下宮で行われる神事。現代に伝承されている演目は、榊舞・御幣舞・五行舞などの舞神楽と、天孫降臨・竜都・天岩戸などの面神楽の合計13の神楽で、笛・ひちりき・太鼓・銅拍子の風雅な旋律とともに舞われる。福岡県の無形民俗文化財にも指定されている。()