真言宗御室派。山号は清影山(せいえいざん)。本尊は如意輪観音立像。
九州八十八ヶ所百八霊場第３番札所、九州二十四地蔵尊霊場第１０番札所。
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創建は奈良時代７２９年に、行基菩薩が一本の檜で如意輪観音を刻み、本尊として安置したと伝えられる。１３０１年禅僧一了(いちりょう)が復興、さらに戦国時代に衰微していたものを、第三代藩主有馬忠頼によって再興された。
本尊の如意輪観音は、日本ではここだけという貴重な立像で、１２年に一度、巳年の巳の月に開帳される秘仏である。()

地蔵堂には道守地蔵尊が祀られている。地域の交通事故が増加した１９６７年（昭和４２年）に交通安全を祈願して建立された。九州二十四地蔵尊の第１０番札所になっている。()

近年は「かえる寺」として人気を集め、境内には５０００匹を超えるカエルの石像や置物が並び、「幸せかえる」「若がえる」「初心にかえる」「無事かえる」等など、いろんなメッセージを発信している。()