住所/〒820-0043 福岡県飯塚市西町2-51TEL/0948−22−6705 アクセス★電車/西鉄バス「飯塚バスバスターミナル」より徒歩約10分 ★車/九州自動車道「八幡」ICから約25分 駐車場/数台(無料)拝観料/無料拝観時間/8:00〜17:00
真言宗御室派。山号は金比羅山(こんぴらさん)。本尊は高王白衣観音座像。九州八十八ヶ所百八霊場第11番札所。1925年(大正14年)高野山嘉穂(かほ)支部が建立されたことに始まる。その後1930年(昭和5年)熊本県山鹿にあった明観寺の寺号を移し、玄洋社(げんようしゃ)の総帥であった頭山満(とうやまみつる)の祈願寺となった。()
開山以来、針灸治療所の杏林堂(きょうりんどう)として知られており、庫裡と棟続きに診療室がある。また、中国西安の青龍寺から出土した瓦などの遺品が伝来している。青龍寺は弘法大師空海が入唐求法の折、密教第七祖の恵果(けいか)阿闍梨(あじゃり)から、正統な密教を受け継いだところである。1978年(昭和53年)中国針の研修で中国に渡った明観寺二世法観師は、青龍寺遺跡にて発掘現場に立ち会い、出土品の一部を譲り受けたのである。()