増福院のご朱印
ご朱印

和歌山の神社・仏閣
増福院
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住所/〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山339
TEL/0736−56−2126
アクセス
★電車/南海高野線「極楽橋」駅下車
      南海高野山ケーブルで「高野山」駅へ「高野山」駅前から
      山内路線バス(南海りんかんバス)で「霊宝館前」下車 徒歩約2分
★車/和歌山県橋本市より約1時間
駐車場/約10台(無料)
拝観料/無料
拝観時間/9:00〜16:00

山門
山門

高野山真言宗。西国愛染明王十七尊霊場第10番札所。本尊は天弓愛染明王。
清和天皇の第六皇子貞純(さだずみ)親王を父にもつ、鎮守府将軍多田満仲公の末孫多田仲光の三男源賢(げんけん)和尚の開基と伝わる。
寺の名前は、一門の「福祐増進を祈るべし」という誓願が由来といわれる。
高野山にある多くの寺院は長い歴史の中で合併を繰り返してきたが、当院も華王院(けおういん)常住光院(じょうじゅこういん)上珠院(じょうしゅいん)が併合され、もともと華王院(けおういん)のあった場所に建っている。()

その華王院(けおういん)を開き、高野山の発展に尽力した僧・覚海の伝説が残っている。
覚海は生前、自分の前世を知りたいと、空海とお釈迦様に願っていたという。すると亡くなるときに、様々に輪廻転生してきたことや、次は天狗になって秘密の法を護ると告げられた。そしていよいよ亡くなるとき、覚海は中門の扉を翼にして、山門の前にある杉の木から昇天し天狗となり、今でも天から高野山を護っているという。
覚海には、他にも高野豆腐の由来になったともいわれる逸話がある。ある日、明朝の味噌汁の具にする豆腐を、小坊主が冬の夜道の中、途中でうっかり落としてしまった。翌朝見つけたものの、凍っていて誰も食べようとしない。その中で覚海は「これもおつなものだ」と凍った豆腐を食べた。この凍った豆腐が凍り豆腐、転じて高野豆腐のもととなったといわれる。()



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