住所/〒520-3035 滋賀県栗東市霊仙寺6-3-1 TEL/077−554−9548 アクセス ★電車/JR琵琶湖線「栗東」駅より徒歩約15分 ★車/名神高速道路「栗東」ICから約10分 駐車場/2〜3台(無料) 拝観料/無料拝観時間/9:00〜16:00
真言宗山階(やましな)派。正しくは碧雲山霊仙院正楽寺という。びわ湖百八霊場第102番札所(湖南22番札所)。本尊は阿弥陀如来、両脇に観音菩薩と勢至菩薩の三尊形式。()
創建は平安時代といわれる。元は野洲の山賀村(現守山市)にあったが、元亀年間(1570〜1572年)に焼失。その後、1733年に実應僧正により現在の地に移築された。地名の霊仙寺は衰退し廃寺となった大寺院。正楽寺の境内には霊仙寺の名残である鎌倉時代の石塔がある。そもそも霊仙とは、平安初期遣唐使として空海や最澄とともに中国へ渡った僧である。現在の米原市あたりの出身といわれ、日本で唯一「三蔵」の称号を受けた高名な僧であった。本寺も無住の時代が長かったが、2002年(平成14年)大阪田辺の法楽寺により法楽寺の別院として再興。()