住所/〒848-0027 佐賀県伊万里市立花町83TEL/0955−23−2093 アクセス ★電車/JR筑肥線「伊万里」駅から徒歩で約12分 ★車/西九州自動車道「伊万里東府招」ICから約10分 または「佐世保三川内」ICから約25分 長崎自動車道「武雄北方」ICから約30分 駐車場/約15台(無料)拝観料/無料拝観時間/夏 6:00〜18:00 春秋 6:00〜17:30 冬 6:00〜17:00
もとは旧県社の香橘神社(こうきつじんじゃ)で、戸渡嶋神社(ととしまじんじゃ)、岩栗神社(いわくりじんじゃ)が合祀され、1962年(昭和37年)に伊萬里神社と改称した。 御祭神は第31代敏達天皇皇子難波王、7世の皇孫葛城王橘諸兄命(たちばなのもろえのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、天忍骨尊(あめのおしほねのみこと)(以上が香橘神社の御祭神)、底筒男神(そこつつのおのかみ)、中筒男神(なかつつのおのかみ)、上筒男神(うはつつのおのかみ)、海津見神(わだつみのかみ)(以上が戸渡嶋神社の御祭神)、彦太忍信命(ひこふつおしのまことのみこと)(岩栗神社の御祭神)。()
垂仁天皇の御代、天皇が田道間守(たじまもり)に「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を常世の国(現在の中国江南地方)から持ってくるように命じ、それを持ちかえった田道間守がこの地に一株植えたのが始まり。72年(景行天皇2年)の頃で、「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」とは不老長寿の妙薬とされ、橘のことである。 後に、この地が「日本で最初の橘の渡来地である」とのことから「橘の宮」と称され、人々に親しまれた。()
その後、称徳天皇(しょうとくてんのう)の御代(770年)、橘嶋田麻呂が訪れ、第31代敏達天皇皇子難波王、7世の皇孫葛城王橘諸兄命(たちばなのもろえのみこと)を祀り、香橘神社(こうきつじんじゃ)となった。()
(左上)中嶋神社 菓子の神・菓祖として、また柑橘の祖神としても信仰される田道間守(たじまもり)を祀る。()