西福寺の御朱印と御影
九州八十八ヶ所百八霊場

九州八十八ヶ所百八霊場
九州八十八ヶ所百八霊場 御影

九州八十八ヶ所百八霊場
御 影
九州八十八ヶ所百八霊場 開創35周年記念御影

九州八十八ヶ所百八霊場
開創35周年記念 御影

長崎の神社・仏閣
西福寺(さいふくじ)
【西福寺のサイトへ】

住所/〒859-6414 長崎県佐世保市世知原町矢櫃25-2
TEL/0956−76−2709
アクセス
★電車/JR佐世保線「佐世保」駅・松浦鉄道「佐世保」駅から
      西肥バスにて「弦掛観音入口」下車 徒歩約5分
    または松浦鉄道西九州線「吉井」駅から徒歩約100分
★車/西九州自動車道「佐々」ICより約20分
駐車場/約30台(無料)
拝観料/無料

参道
参道
本堂
本堂

真言宗智山派。山号は弦掛山(つるかけさん)。本尊は十一面観音立像。
九州八十八ヶ所百八霊場第76番札所、九州二十四地蔵尊霊場第16番札所。
奥の院は千年以上の昔から山伏が庵を結んで修行した行場だったと伝えられる。()

修行大師他仏像
修行大師他仏像
鐘楼・十三仏像
鐘楼・十三仏像

1581年(天正9年)島原の有馬の軍勢が直谷城に押し寄せてきた際、平戸城主松浦道可隆信が直谷城主志佐壱岐守の兵と合流し当山に陣を敷き、有馬勢に向かって弓に弦を掛けて戦ったところから弦掛の地名が起こったといわれる。
江戸時代中期1773年、この戦いで没した武士の霊魂を供養するため、藩主の命により平戸藩菩提寺の正法院隆盛法印が弟子とともに弦掛山に入り、聖観音・十一面観音・薬師如来・大日如来・弘法大師の五体の石仏を造像して大岩屋のなかに奉安した。
1894年(明治27年)世知原村に住み観音様を篤く信仰していた吉井クラが、突然の病魔におそわれ難病に苦しんでいた。ある夜、クラの夢に観音様が現れて「我は弦掛の霊山に住む観世音菩薩である。大雨で土砂が崩れ、長い間土のなかにいる。早く人を遣わして、掘りあげてほしい。場所は滝壺より五尺のところである」と告げた。さっそく家族に夢の話をして、霊夢の場所を掘ったところ、観音など数体の石仏が現れ、滝の水で洗い清めて岩場の奥に安置した。家に帰ってみると、クラの病はすっかり治っていたという。以来、霊験あらたかな弦掛山は世に知れ渡り、堂宇が建立された。
その後1949年(昭和24年)松浦市調川(つきのかわ)にあった西福寺の寺号を移して、今日に至っている。 ()



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