住所/〒880-0037 宮崎市南方町御供田1192TEL/0985−29−5105 アクセス★電車/JR日豊本線「蓮ヶ池」駅下車 徒歩約35分 ★車/東九州自動車道「宮崎西」ICより約15分 駐車場/約10台(無料)拝観料/無料
御祭神は天津彦火火瓊瓊杵尊(あまつひこほほににぎのみこと)、鵜葦草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)。創建は成務天皇の御代と伝えられる。()
当社は古く権現と称され、その後、神武天皇を宇佐八幡と崇めたことから奈古八幡宮の勅号を得、また古来より吾田長屋という地名にちなんで長屋神社とも呼ばれ、明治4年に奈古神社と改称されている。明治初期には、本殿の他に末社八社が並存していた。()
(左上)三千日垢離成就塔(ごりじょうじゅとう)奈古神社古文書(1747年記載)によれば、天正年中(1573〜1592年)、伊東家(都於郡城主)から嫁入りして当社宮司の妻となった人が、夫の死後、女性にも関わらず神事を司り、男性になることを願い、三千日海水で滌身(じょうしん)修行をしたところ、胸毛が生えてきて、男体のようになったという不思議な伝説がある。境内の塔は七千日とも読めるが、案内看板には三千日として紹介されている。要は七千日もしくは三千日に及ぶ(水)垢離(=禊)を行い、悲願成就した記念碑と考えられる。()