住所/〒601-8204 京都市南区久世東土川町30 アクセス★電車/JR京都線「向日町」駅より徒歩約15分 近鉄京都線「竹田」駅、JR京都線「桂川」駅下車 市バスにて「国道東土川」バス停より徒歩約1分 ★車/名神「京都南」ICより約15分 または「大山崎」ICより約20分 駐車場/なし拝観料/無料 境内自由
御祭神は倉掛大明神と九面大明神(弁財天)。乙訓鎮座神社巡りのひとつ。創建は不詳。倉掛大明神は五穀豊穣を祈る農耕の神で、この辺りに住みついて稲作を始めた人々が米倉を建てて豊作を祈った名残りの古い形態の神である。()
本殿は1666年の造営で、一間社春日造こけら茸、現在は覆屋の中に南面して建つ。京都市指定有形文化財に指定されている。また、本殿をはじめ拝殿、末社、小祠等が建ち、それらのまわりには樹木が生い茂って鎮守の森としての景観を良くとどめ、近年まで大きな森と竹藪で昼なお暗く「暗がりの宮はん」の通称で近郷近在に広く知られていたが、現在は格好の緑の広場となっており、境内は本殿の指定と同時に文化財環境保全地区に指定された。()