住所/〒601-8203 京都市南区久世築山町367 アクセス★電車/JR京都線「向日町」駅より徒歩約30分 ★車/名神高速「京都南」ICより約10分 駐車場/約2台(無料) 拝観料/無料 境内自由
延喜式内社で、乙訓十九座の一つ。乙訓鎮座神社巡りのひとつ。御祭神は天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこほのににぎのみこと)。9世紀中頃には存立し延喜式神名帳に記載の簀原大明神(すはらだいみょうじん)が前身とされている。詳細は不明。()
古文書によれば、12世紀初め簀原の地に建立された火止津目大明神(ひしづめだいみょうじん)が桂川の大洪水で流出し、下流の久我の地に再建された。当社は流出の跡地に簀原大明神(すはらだいみょうじん)を奉じて鎮座したものと思われる。13世紀頃社名を乙訓坐火雷神社(おとくににいますほのいかづちじんじゃ)に、16世紀頃菱妻(ひしづま)神社に変更したとされる。 境内に相殿で磐裂(石神)、加茂、春日、蛭児、松尾、稲荷の各末社が、境外に祠はないが走田、簀原、茨田の各末社がある。御旅所に神輿のほか天狗面、木槍を所持する。()