住所/〒619-1106 京都府木津川市山城町綺田浜36TEL/0774−86−2577 アクセス★電車/JR奈良線「棚倉」駅下車 徒歩約20分 ★車/京奈和自動車道「精華下狛」ICより約15分 駐車場/約10台(無料)入山料/無料 拝観料/500円 拝観時間/8:00〜16:00 ※4月18日と不定期に休みがある。
真言宗智山派。山号は普門山。本尊は国宝である釈迦如来座像。創建や由緒は不詳であるが、680年前後(白鳳時代)に秦氏によって建てられたと推定される。 「蟹の恩返し」で有名で今昔物語集などに収録され、かっては蟹満多寺(かにまたじ)、紙幡寺(かみはたじ)などと記されていた。これはこの地が相楽郡蟹幡(かむはた)(加無波多)郷に属していること由来し、蟹満寺(かにまんじ)もこの郷名を冠した寺院であったと考えられる。()
発掘調査によると創建当初は広大な寺域の寺院であったようであるが、現在は本堂、観音堂等を残すのみ。本堂は2010年(平成22年)4月に改築。 「蟹の恩返し」とは、観音を厚く信仰していたある一人の娘が蟹を助けた。後にその娘が蛇に求婚されて困っていると、蟹が蛇を殺して恩返しをしたという話である。 ⇒ 【木津川市観光ガイドのサイトへ】毎年4月18日には、全国からカニ業者が参列する「蟹供養放生会(かにくようほうじょうえ)」が行われる。()