住所/〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町146 TEL/075−561−5556 アクセス★電車/京阪「祇園四条」駅より徒歩で約7分 阪急「河原町」駅より徒歩で約10分 JR「京都」駅より 市バス「東山安井」より徒歩5分、「南座前」より 徒歩7分 「祇園」より徒歩10分、「清水道」より徒歩10分 ★車/名神「京都南」IC、「京都東」ICから約15分 駐車場/無料(3台)拝観料/無料 禅居庵は非公開拝観時間/9:00〜17:00
禅居庵(ぜんきょあん)の境内にある。禅居庵は建仁寺寺域にあり、建仁寺の塔頭のひとつ。1333年に建仁寺第23世の清拙正澄(せいせつしょうちょう)禅師により創建され、摩利支天が祀られている。摩利支天とは、インドの神様で陽炎を神格化したもの。いっさいの災難を防いで身を隠す術が得られるといわれ、中世の武士の間で信仰が広まった。ここ一番というときに運を開き、その人の本来持っている能力を発揮させてくれる。
(左右の上下)境内の狛猪(こまいのしし)。猪はこの神様のお使いとされており、ご尊影も7頭の猪に乗っている。境内には狛犬ならぬ狛猪が5組も奉納されている。
清拙正澄(せいせつしょうちょう) 鎌倉後期に北条高時の招きに応じて元(中国)から来日した臨済宗の僧。鎌倉の建長寺や円覚寺、京都の建仁寺、南禅寺などに歴住。晩年は禅居庵に退去した。