住所/〒612-8013 京都市伏見区桃山町西町24TEL/075−611−4966 アクセス★電車/JR奈良線、地下鉄東西線、京阪宇治線「六地蔵」駅下車 徒歩10分 ★車/名神「京都南」ICより約10分あるいは「京都東」ICより約20分 駐車場/境内に約10台分ほど(無料)拝観料/無料拝観時間/9:00〜16:00
浄土宗。京都十三佛霊場第5番、京都六地蔵巡(めぐ)り霊場。法雲山浄妙院大善寺が正式名であるが、通称「六地蔵」と呼ばれている。705年藤原鎌足の子、定慧(じょうえ)によって創建された。()
(下)地蔵堂(六角堂) ここに安置される地蔵菩薩立像(重要文化財)は、平安時代初期、小野篁(おののたかむら)が一度息絶えて冥土へ行き、生身の地蔵尊を拝して蘇った後、一本から刻んだ六体の地蔵の一つといわれている。当初はここにその六体の地蔵尊が祀られていたため「六地蔵」の名がついた。その後、1157年後白河上皇の勅命により、平清盛が西光法師に命じ、都に通じる主要街道の入り口に残り五体を分置したことから、これらの地蔵を巡拝する六地蔵巡りの風習が生まれた。地蔵が安置されている各寺で、毎年8月22、23日に授与される六種類のお札を玄関に吊るすと、厄病退散・福徳招来にご利益があるといわれている。()
(左下)鐘楼 徳川二代将軍秀忠の娘・東福門院が安産祈願成就のお礼として寄進したもの。()