御祭神は天照皇大神、豊受大神、相殿に天之御中主神、神御産巣日神、高御産巣日神、倭日賣命を祀る。
伊勢神宮の大麻(御札)と神宮暦を頒布して伊勢神宮の御神徳を広めるため、1876年(明治9年)熊本城内に創建された。当時は神宮教院熊本本部と称していた。翌年2月熊本城炎上の際に類焼したので、西南の役終息後の1878年(明治11年)手取町に移転、1888年(明治21年)鷹匠町に移転して発展、1927年(昭和2年)現在地に遷座した。終戦後は占領軍の神道指令によって、国家神道は廃止され、1946年(昭和21年)宗教法人熊本大神宮として再発足して今日に至る。 当社の本殿向かって左側には熊本城本丸の石垣があり、熊本城東側に鎮座している。また南隣には熊本城稲荷神社がある。
|