箱根神社の御朱印帳と御朱印
御朱印帳 御朱印

神奈川の神社・仏閣
箱根神社
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住所/〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
TEL/0460−83−7123
アクセス
★電車/東海道新幹線「小田原」駅から
     伊豆箱根バスで「元箱根」下車 徒歩約10分
    小田急ロマンスカー「箱根湯本」駅から
     伊豆箱根バスで「元箱根」下車 徒歩約10分
★車/東名「厚木」ICから小田原厚木道路経由で50km(平常時50分)
   東名「御殿場」ICから乙女峠経由で25km(平常時50分)
   東名「沼津」ICから国道1号で28km(平常時55分)
駐車場/約100台(無料)
拝観料/無料 境内自由
  宝物殿/500円 9:00〜16:30

第四鳥居
第四鳥居
神門
神門

御祭神は箱根大神。箱根大神とは瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の総称。高天原に座す天照大神(あまてらすおおみかみ)の神勅を奉じて、日向の高千穂峯に降り立った天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、地神大山祇神(くにつかみおおやますみのかみ)の娘木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と結婚し、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が誕生した。この三神を御祭神として箱根大神と崇め奉る。
奈良時代の人皇46代孝謙天皇の御代(749〜758年)、高僧の万巻上人が入峰し、霊夢をうけて箱根三所権現として奉斎、757年に芦ノ湖畔に社殿を造営し、里宮としたのが始まりである。

拝殿
拝殿
社務所と神楽殿
社務所と神楽殿

人皇第5代孝昭天皇の御代(紀元前475〜393年)に聖占(しょうぜん)仙人が箱根山の駒ケ岳より、同主峰の神山を神体山として祀って以来、関東における山岳信仰の一大霊場であった。
平安朝初期に箱根路が開通すると、往来の旅人は道中安全を祈願した。鎌倉期には源頼朝が深く信仰し、二所詣(箱根大権現と伊豆山権現参詣)の風儀を生み執権北条氏や戦国武将の徳川家康等、武家による崇敬の篤いお社として栄えた。
明治初年には神仏分離により、関東総鎮守箱根大権現は、箱根神社と改称された。

第五鳥居
第五鳥居
曽我神社造営之碑
曽我神社造営之碑
安産杉
安産杉

(真中上、右下)曽我神社 御祭神は曽我十郎祐成之命、曽我五朗時致之命。箱根権現の稚児であった曽我五郎時致と、兄十朗祐成の霊を慰めるため「勝名荒神祠」としてお祀りされたのが始まり。曽我兄弟は、幼名を兄十郎は一萬、弟五郎は筥王と称した。
1176年兄弟が5歳、3歳の時、同族間の所領争いが因で、実父河津三郎祐泰が工藤祐経に討たれるという不幸に遭遇した。母満江御前は兄弟の身に危険の及ぶことを恐れ、曽我祐信(相模国曽我城主)と再婚したので、兄弟も曽我姓を名乗り、やがて兄一萬は成人元服して十郎祐成と改めた。弟筥王は実父の菩堤を弔うべく箱根権現別当の行実僧正の下に預けられ稚児となったが、孝心やみがたく権現の森の奥深く、杉の木を相手に秘かに武術にはげんだ。五郎が稽古に励んだ杉は兄弟杉と呼ばれている(左下)。

兄弟杉
兄弟杉
曽我神社
曽我神社

1186年正月、源頼朝の箱根権現「二所詣」に従い、参列した仇工藤祐経を眼のあたりにした筥王は、復讐の念に燃え隙を窺ったが果せず却って祐経に諭され、赤木柄の短刀を与えられた。1190年、17歳になった筥王は、出家を嫌い無断で箱根山を降り、元服して五郎時致と名乗り、兄十郎祐成と共に仇討を決意した。
1193年5月16日、心願成就祈願のため箱根権現に参拝した兄弟は、別当行実僧正から、門出の祝儀に宝刀の微塵丸、薄緑丸を授けられた。折から源頼朝に従って大巻狩中の仇敵工藤祐経を求め富士の裾野へ向った。そして遂に5月28日夜半、工藤祐経を陣屋に襲って倒し、先年与えられた赤木柄の短刀を以って止めを刺し、仇討本懐を遂げた。この時、兄十郎は戦死し、弟五郎は捕えられた。翌29日、五郎は頼朝の面前で堂々と仇討の真意をのべ、居並ぶ鎌倉武士を感嘆させたが、惜しまれながらも遂に斬首された。時に十郎は22歳、五郎は20歳であった。
兄弟の孝心、忠節は武士の鑑と仰がれて神社に祀られると共に、多くの文芸や物語に語り継がれている。

九頭龍神社 新宮
九頭龍神社 新宮
九頭龍神社 新宮
九頭龍神社 新宮

(上)九頭龍神社 新宮 御祭神は九頭龍大神。龍神湖水の祭に因んで建立された新宮で、芦ノ湖の湖心近くに鎮座している本宮より、分霊を奉遷し、鎮祭されたもの。古くから湖水祭・庭上の儀が執り行われてきた祭場だが、継承発展するとともに、お詣りしやすいようにと平成庚辰の年に建立されたものである。この湖水祭は、奈良時代757年、万巻上人が湖に棲む「九頭の毒龍」を調伏し、湖の主・龍神として鎮斎されたのに始まる。

扁額
扁額
龍神水
龍神水

平和鳥居
平和鳥居
白猫明神碑
白猫明神碑

(左上、下)平和鳥居 継宮 明仁親王(今上天皇)の立太子礼と講和条約締結を記念して1952年に建立された。1964年、箱根神社御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念し、「平和」の扁額が掲げられた。揮毫は、講和条約の全権特命大使として調印した吉田茂元首相の真筆になるもので、それ以来「平和鳥居」と呼ばれている。

平和鳥居
平和鳥居



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