福海寺のご朱印
ご朱印

兵庫の神社・仏閣
福海寺
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住所/〒652-0806 神戸市兵庫区西柳原町10-10
TEL/078−671−6242
アクセス
★電車/JR神戸線「兵庫」駅より徒歩約5分
     神戸高速「大開」駅下車徒歩約10分
★車/阪神高速神戸線「柳原」ランプより約5分
駐車場/なし
拝観料/無料

山門
山門
開基征夷大将軍足利尊氏公石碑
開基征夷大将軍足利尊氏公石碑

臨済宗南禅寺派。正しくは大光山福海興国禅寺といい、柳原大黒天と呼ばれる。
福原西国三十三ヶ所第23番札所、兵庫七福神(大黒天)。本尊は釈迦如来。
1344年、足利尊氏が在庵圓有(ざいあんえんゆう)禅師を拝請し開山。()

法堂「雲會堂」
法堂「雲會堂」
大黒尊天
大黒尊天

1336年(建武3年)京都合戦に敗れた足利尊氏は、丹波路を取り播州三草より兵庫に逃亡中、新田義貞軍の兵士に追われ、急遽福海寺の前身である針が崎観音堂の壇下に身を潜め、辛うじて一命を取り留めた。その後兵庫を出航、九州より西国の水軍を率いて、観世音菩薩名号の帆を張った軍船で兵庫の地に再上陸、そして湊川の合戦に勝利した。()

平清盛公遺愛時雨之松石碑
平清盛公遺愛時雨之松石碑
義高稲荷大明神と地蔵尊
義高稲荷大明神と地蔵尊

室町幕府を開いた足利尊氏は、1344年(康永3年)一命を取り留めることとなった針が崎観音堂への報恩と、彼我戦没者供養、祝国安民祈願の為に、京都正伝寺より在庵圓有(ざいあんえんゆう)禅師を拝請し福海寺を開いた。
「福海興国」の文字は、尊氏が福海寺の前身である針が崎観音堂で命拾いし、兵庫より出航となったことが国を興す元に成ったとの感謝の念を表したものという。
その後福海寺は、嘉吉(かきつ)の乱の火災で新田義貞陣所跡の二本松(現在の兵庫駅)より現在地に移転した。
毎年1月9〜11日の柳原十日えびす大祭の大黒祭には大勢の参拝客で賑わう。()



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